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JASS用の「液柱型圧力計」やその概要について

 日本事業者登録制度(JCSS)は現在この国で実施をされている、事業者を対象にした世の中に存在する全ての質量分野においての、測定登録制度になります。
その校正測定試験の際に、用いる測定機器類の1つでもある、「液柱型圧力計」について、今回の記事では触れていくようにします。
この圧力計の構造・仕様は、ガラス管内においての水柱や水銀柱が、バランスよく釣り合った状態で算出をされる数値で、測定の際においての状況を確認していく仕様になっています。
水柱・水銀柱何れでも、ゲージ圧力での校正範囲や最高測定能力範囲での同測定器種類による測定になりますが、その測定面での制度の高さも中々であり、デジタル圧力計等にもひけを取らないあり方がありますので、そうした面でも注目をされているところがあります。

 それでは、今から液柱型圧力計の種類について触れていきます。
まずは、P3EV型と呼ばれているものから触れます。
この型自体には、水柱・水銀柱の両方があり、正負両者の圧力の測定が可能になっている設計です。
電動真空ポンプが内蔵されているものとしていないものとがあり、STD型の液柱型圧力標準器との組み合わせがなされている仕様になっています。
手動式である加減圧ポンプのほうでは、正圧力の測定が最大で200kPaまで。
負圧力の測定が-90kPaまで。
それぞれでの測定設定が可能な仕様です。
種類によっては、電動真空ポンプ内蔵タイプであるものなどもありますが、負圧力測定が高真空で可能になっており、手動加減圧ポンプによる測定圧力の設定を微調整で出来るようになっています。
正・負の各圧力が切換弁を使用して簡単に圧力調整が出来る点が、とてもありがたい製品です。

 次は、STR型というものになります。
こちらのタイプであるものでは、カーソル部の基線を用いながら、最大200kPaの正圧力の測定を行って読み取り作業を行い、目量での10分の1にあたる副尺で視差の無いメス二スカスの設定をしながら、効率よく精度の高い読み取りが可能です。
仕様液なども、水や水銀だけでは無くて、油やアルコールなども用途液として使用出来るようになっており、接駅部分にSUS304材が使用されている仕様なので、圧力測定が広範囲で行えるところが、とてもありがたい設計と言えます。
ただ、本製品の使用の際には、加圧コントローラーや手動加減圧ポンプとかをはじめとする周辺機器類が必要になる場合もあります。
以上の2種類以外にも、多くのバリエーションが存在していますが、こうした液柱型圧力計は今後も、新たな製品開発がなされて、生産をされていくものと思われます。

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